赤ちゃんの証明写真の撮り方【アプリで簡単!】

双子

パスポートやマイナンバーカードなどのために、赤ちゃんでも証明写真が必要になることはありますよね。大人なら駅などにあるスピード写真で簡単に用意できる証明写真ですが、赤ちゃんの場合どうしたらいいのでしょう?

赤ちゃんの証明写真用の写真をどうやって撮ったらいいかわからない…家で写真を撮るのはできるけど、サイズ調整のしかたがわからない…やっぱりスタジオに行くしかないのかな、と思っている人に朗報です!自宅で簡単、スタジオより圧倒的に安く済ませる方法を紹介します。

赤ちゃんの証明写真は自分で撮っても良いんです!

我が家では双子が8ヶ月のときに帰国のためにパスポートの申請が必要になりました。

外務省によるとパスポートのために必要な証明写真の主な注意事項は以下の通りです。赤ちゃんの写真撮影で重要なポイントを太字、赤字でコメントを追加しました。

マイナンバーカードの写真の規格もほぼ同じです。

  1. 申請者本人のみを撮影したもの(抱っこなどで親の体が映り込むとNG
  2. 6カ月以内に撮影したもの
  3. 正面、無帽、無背景
  4. 縦45ミリメートル×横35ミリメートル(ふちなし)
  5. 影のないもの
  6. 顔の縦の長さは、写真縦の70~80%(34±2ミリメートル)であること
  7. 平常の顔貌と著しく異ならないもの(笑顔NG)
  8. 背景色については、淡い色による無地(均一)。グラデーション(濃淡)の入った色や、絵柄や物が映り込んだ写真は使用できません。
  9. デジタル写真の場合、ジャギー(階段状のギザギザ模様)がないもの
  10. デジタル写真の場合、写真専用紙等を使用し、画質が適切であること

また赤ちゃんの写真撮影については下のようなコメントが出ています。

乳幼児の撮影の際、椅子に座れないなど一人での写真撮影が難しい場合、無地で淡い色のシーツなどに寝かせて、上方から撮影してもかまいません。

パスポート申請用写真の規格(外務省)

上記の決まりを守っていれば、パスポート・マイナンバーカード用の証明写真は自宅で撮影したスナップ写真でも問題ありません。

それなら双子の写真は自宅で撮影に決まり!と思ったのですが…

実際に試してみたところ、ある難題が発生しました。

赤ちゃんの証明写真が自宅で簡単にできるアプリを発見!

双子は当時8ヶ月で、ハイハイを始めたばかりで動き回りたい時期。ベッドに寝かせて撮影するのはすぐ寝返りしてしまって難しかったので早々に諦め、バンボチェアに座らせることでなんとか写真撮影には成功

ところが、次の問題は証明写真は写真の大きさと顔の縦の長さが決まっていること。スマホで写真を撮ったはいいものの、印刷したときに顔がどれくらいの大きさで写っているのかがわからない!どうやって調整したらいいかもわからない!

あらためて、パスポート・マイナンバーカードの写真の規格です。

  • 縦45mm×横35mm
  • 顔の縦の長さは34±2ミリメートル

やっぱりスタジオに行くしかないのか…と自宅での撮影を諦めかけたのですが、当時、双子は人見知りもしてまして。スタジオに行ってもうまく写真が撮れるのか不安でした。

スタジオの方はプロだから大丈夫だと思いつつ、人見知り期の赤ちゃんを泣かせず笑顔にもしないで、真顔の写真を撮るってけっこう時間がかかりそう…しかも二人分です。そもそも双子を連れて出かけるのが正直億劫だし出費も気になる…。

やっぱり自宅で自分で撮影プリントするしかない!

そこであらためて赤ちゃんの証明写真を自宅で撮る方法を調べた結果、我が家がお世話になったのがスマートフォンの証明写真アプリでした!

証明写真アプリ
証明写真アプリ
開発元:siranet GK
無料
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このアプリならプリンタ写真用の印刷用紙さえあれば、インク代のみで証明写真ができます。

もしプリンタや印刷用紙がなければ、できあがった写真をコンビニでプリントすることもできますよ。コンビニでのプリント代はLサイズで140円です。

アプリの詳しい使い方を画像で説明する前に赤ちゃんの成長にあわせて、自宅で赤ちゃんの証明写真用の写真をうまく撮る方法を紹介します。

赤ちゃんの証明写真をスマホでうまく撮る方法

まず、赤ちゃんには白系でない服、できれば濃い色やハッキリした色の服を着せます(背景と同化させないため)

影ができないように照明などを調整しましょう。自宅だと、照明を使うと逆に影ができやすいことがあるので天気の良い日の昼間などに自然光のみで撮るのがおすすめです。

赤ちゃんが起きていて、笑顔でない、できるだけ真顔瞬間を狙います!失敗したものは消せば良いので、うまく撮れるまでひたすら撮影します。

寝返り前(ねんねの頃、生後4〜5ヶ月頃まで)

ベッドに白いシーツ(シワを伸ばしたもの)を敷き、赤ちゃんを正面を向くように寝かせて真上からスマホで写真を撮ります。

寝返りできるようになったあと、おすわりができるようになるまで(生後5ヶ月〜7ヶ月頃まで)

基本的には寝返り前と同じく、ベッドに正面を向くように寝かせて真上から撮るのがいいでしょう。寝返りする前に素早く撮影しましょう!

おすわりができるようになったら(生後7ヶ月頃以降)

バンボなどのベビーチェアを用意します。無地の壁のすぐそばに壁に背を向けるようにベビーチェアを置き、赤ちゃんを座らせます。影ができないように赤ちゃんの目線までしゃがみ(または床に座り)、正面から撮影しましょう。

赤ちゃんがキョロキョロしてしまう場合は正面を向くようおもちゃなどで気をひきます。笑顔でない瞬間が撮れるまで根気強く撮影します…

証明写真アプリの使い方

  1. 赤ちゃんの写真を撮る
  2. アプリで写真を読み込む
  3. つくりたい証明写真のサイズを選ぶ
  4. 写真の顔の位置や大きさを調整する
  5. (必要な場合は)背景を変更する
  6. (必要な場合は)アプリ上で修正する
  7. 写真の必要枚数を入力
  8. (必要な場合は)同時に印刷したい写真を選ぶ(違うサイズの証明写真や双子や兄弟の写真など)
  9. プリント用紙のサイズを選ぶ(コンビニプリントならLサイズ)

証明写真アプリを立ち上げたら「撮影済の写真を選ぶ」を選択します。今回はミニオンの人形の写真を例に証明写真をつくってみます。

写真を選んだら、次はつくりたい証明写真のサイズを選びます(真ん中の画像)。

下の画像の右端の画面が現れます。黄色い丸印で囲んだ「顔写真」をクリックすると枠線が出てきますので、枠線にあわせて顔の大きさを調整します。調整できたら画面右上の「調整終了」をクリックします。

背景に影や他のものが写っていなければこれで写真の調整は終了できますが、今回はせっかくなので背景を薄いブルーに変えてみます

上の左端の画像で黄色く囲った「背景色」をクリックし、薄いブルーを選びます。背景が変わりましたが、ミニオンの頭や腕の部分などが認識されずに薄いブルーで塗りつぶされてしまったので、「背景編集」をクリックして修正します。

真ん中の画像の画面が出たら、黄色く囲んだボタンと指をつかって修正していきます。ボタンはクリックするたびに修復⇔消去、手動⇔補助へ切り替わります。

ボタンの意味は

  • 修復=背景色(ここでは薄いブルー)を消して元の画像を表示させる
  • 消去=元の画像を背景色(薄いブルー)で塗りつぶす
  • 手動=指でなぞったとおりに修復もしくは消去する
  • 補助=指でなぞったところの近くの色の境目を判別し、修復や消去をより正確にしてくれます

常に「修復」ボタンはオンにしておいた方がいいくらい便利です!

修正が終わったら、画面右上の「次画面」ボタンをクリックします。

画像を確認し、まだ修正するところが残っていれば「戻る」で編集画面へ、修正が完了していれば再度「次画面」ボタンをクリックします(下の画像左端)

真ん中の画像のように、できあがりのイメージが表示されるので、これでよければ「はい」ボタンをクリックします。

右端の画像に切り替わります。ここで必要な証明写真の枚数や同時にプリントしたい写真を選びます

同時に別の写真もプリントしたい場合は、「プリント写真を作る」ボタンを押すと最初の画面に戻るのでもう一度別の写真でここまでの作業を繰り返します。

すでに写真が完成している(証明写真として印刷できる状態になっている)場合は「別の写真を追加する」を選びます。

ここでは例として、履歴書用写真サイズ(4cm×3cm)でピンクの背景の写真をつくってみました。

最後に黄色い丸で囲ったLサイズと書かれたボタンをクリックします。

下の画像の左端の画面が出るので、印刷する用紙のサイズを選びます。一般的な写真のサイズはLサイズです。一覧にない場合は数字を入力して指定することもできます。

プリント写真ができました(真ん中の画像)。「保存する」を押すとスマホの画像フォルダ(カメラロール)に画像が保存されます。

これで証明写真は完成、あとは印刷するだけです!(右端の画像)

背景色を変えるとどうしても画像の縁のところが少し荒く(ギザギザに)なります。パスポート写真の規格には

  • デジタル写真の場合、ジャギー(階段状のギザギザ模様)がないもの

と書かれているので、双子のパスポート申請のときはドキドキしたのですが、少しくらいのギザギザがあっても写真は受け付けてもらえるようです。

とはいえ却下される可能性もありますので、編集の際はなるべく縁がきれいになるよう丁寧に作業しましょう!濃い色の服であれば背景との境目がハッキリするので作業が楽になりますよ(修正いらずになることも!)

証明写真で必要以上の加工はNG!
そのままでも十分かわいい赤ちゃんなので特に加工の必要はないかもしれませんが、証明写真の場合は目を大きくしたり、顔を小さくしたりなどの加工はNGです!

赤ちゃんの証明写真撮影でアプリを使うメリット!

アプリを使って赤ちゃんの証明写真を自分でつくるメリットをまとめました。

  • 赤ちゃんの写真を自分で用意するので、ご機嫌なときに撮影でき、納得いく写真が撮れる
  • 家にあるプリント用紙やコンビニプリントなど、プリント用紙の大きさに合わせて写真のサイズを調整してくれる
  • 双子や兄弟の写真を1枚にまとめてプリントできるので経済的。
  • なんといっても安い!コンビニならプリントなら1枚40円。

スタジオ写真はやっぱりきれい!せっかく写真スタジオに行くなら記念写真を

ちなみに赤ちゃんの証明写真をスタジオで撮ってもらう場合は4枚で2500円程度の価格設定が多いようです。

スタジオで撮影してもらうメリットはなんといっても仕上がりがきれい、またパスポートやマイナンバーカードの申請のときに写真を受理してもらえない心配がないことですよね。

子どもの場合、パスポート・マイナンバーカードともに有効期限は約5年。5年間つかうならきれいな写真をと思うか、たった5年だから家で手軽に撮った写真で良しとするか、分かれるところだと思います。

結論としては我が家ではたった5年なのでパスポート写真は手軽にできる方法を選びました。証明写真アプリで節約できた分、いつか写真スタジオに気合の入った記念写真を撮影しにいきたいと考えています!

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