【ワンオペでも双子でもOK】洗い場のないユニットバスで赤ちゃんをお風呂に入れる方法

双子

洗い場のないバスルームが主流の海外で双子の赤ちゃんをどうやってお風呂に入れるか悩んでいた私がたどり着いたおすすめの方法です!パパやママのワンオペのとき、ツーオペのとき、双子のときのそれぞれのバージョンを紹介します。

日本でも洗い場のないユニットバスをお使いの家庭や国内旅行・海外旅行のホテルなどでもつかえる方法なので目を通しておくといざというときに慌てなくて済みますよ!

育児書では洗い場を使ったお風呂の入れ方しか紹介されていない…

生後1ヶ月の新生児と呼ばれる間は赤ちゃんは大人と同じお風呂に入れない方がいいと言われていますが、逆にいうと生後2ヶ月目からは大人のお風呂に入れるわけですよね。

育児書には赤ちゃんのお風呂の入れ方が解説されていますが、ベビーバスを使った沐浴のやり方がメインで、大人のお風呂を使った入れ方はさらっと書いてあるだけ。

しかも「赤ちゃんは洗い場で待たせる」など、洗い場があることが前提になっていて、バスルームに洗い場がない、しかも双子の我が家ではどうすればいいんだー!と子どもたちが生まれる前から悩んでいました。

洗い場がないバスルーム=ユニットバスじゃなかった!

私たち一家が住むベルギーなど日本以外の国ではこの写真のようにトイレ・お風呂・洗面台が一緒になったバスルームが主流です。日本でもホテルなどでよくこのタイプのバスルームを見かけますね。私が独身のときに住んでいた部屋もそうでした。

ところでこういったタイプのバスルームをユニットバスと呼ぶと思っていたのですが、実は正式名称は3点式ユニットバスだということを知っていましたか?ユニットバスとは本来、工場で作られた壁や浴槽などのパーツを現場で組み立てるタイプのお風呂場=ユニットを組み立てるバス(風呂)という意味なんだそうです。私はずっと勘違いしていました

ですが、まわりの人やネットで調べてみたところ、この洗い場がないバスルームをユニットバスと呼ぶという人がほとんどでしたので、この記事では引き続きユニットバスと書くことにします。

沐浴スタイルはラクだけど赤ちゃんが大きくなってくると難しい

ユニットバスでどうやって双子をお風呂に入れたらいいかわからないまま新生児期が過ぎ、生後2ヶ月目を迎えた我が家の双子。

パパがいるときは一緒にお風呂に入ってもらってましたが、ほとんどの場合は私のワンオペだったので新生児期の沐浴と同じようにリビングに置いたベビーバスに、キッチンから洗面器で運んだお湯で一人ずつ入浴させていました。

この方法のメリットは2人を同時に見ながらお風呂に入れられることだったのですが、子どもたちも大きくなり、赤ちゃんがお風呂の中で動くとお湯がリビングの床に跳ねることも増えてきました。

生後5ヶ月頃、これ以上リビングで入浴させるのは限界だと悟ったのでユニットバスを使って赤ちゃんをお風呂に入れる方法を本気で考えることにしました。

ユニットバスで赤ちゃんの入浴:必要なのはエアータイプのベビーバスだけ!

リビングで赤ちゃんをお風呂に入れるのが難しくなってきてどうしようかと考えていたとき、ふとひらめきました。そうだ、ベビーバスから水が漏れるのが問題ならベビーバスごとユニットバスに入れてしまえばいい

我が家では双子が生まれたときから、日本から取り寄せた空気でふくらませるタイプ(エアータイプ)のベビーバスを使っていました。もともとリビングで沐浴をさせるつもりだったので軽くて使いやすそうだと思ったからです。

試してみてわかったのですが、これから紹介するユニットバスとベビーバスを組み合わせる方法ではエアータイプのベビーバスがおすすめです。どうしてエアータイプのベビーバスがいいのでしょう?それはエアータイプならユニットバスの浴槽に形を合わせやすく傷がつきにくいからです。

また、旅行先のホテルなど自宅以外でこの方法を試すときにも持ち運びがしやすいので、エアータイプが便利です。

我が家で使っているのはリッチェルのふかふかベビーバス プラスです。

対象年齢は6ヶ月頃までと書いてありますが、我が家ではつかまり立ちがしっかりできるようになった1歳近くなるまで使いました!

ユニットバスでの赤ちゃんのお風呂の入れ方

ではさっそくエアータイプのベビーバスを使った赤ちゃんのお風呂の入れ方を説明します!

  1. エアータイプのベビーバスをふくらませる(もともとふくらませてある場合は省略)
  2. ユニットバスの浴槽のなかに置く
  3. シャワーまたは蛇口からベビーバスの中にお湯をためる
  4. ママは浴槽の外に立って、またはしゃがんだり膝をついて赤ちゃんをお風呂に入れる
  5. シャワーや洗面器にためておいたお湯で赤ちゃんの身体を流す。洗い終わったらベビーバスの排水栓を抜いておくと自然にお湯の量が減って赤ちゃんの身体をすすぎやすくなります
  6. 乾いたバスタオルで赤ちゃんの身体を拭き、バスルームや部屋・リビングなどでお手入れや着替えをさせる

ユニットバスでお風呂に入れるときは赤ちゃんが冷えないようにバスルームのドアを閉め、冬場は暖房があれば暖房をつけてあげるといいでしょう。大人が入るときほどたくさんのお湯を使わないのでバスルームがあたたまりにくいです。

プラスマイナスゼロのミニセラミックヒーターはスイッチ入れて5秒で暖まる&超コンパクトなのでバスルーム・脱衣所で使うのに最適です!しかも1時間で自動的に電源オフになるので切り忘れの心配いらず。赤ちゃんがいるおうちでも安心です。

双子の場合はバウンサーをバスルームに持ち込めばOK

双子の場合は一人目の赤ちゃんで上の手順6まですすんだら、二人目は3-6を繰り返せばOKです。

双子×ワンオペの場合はバウンサーをバスルームに持ち込んで、一人をお風呂にいれている間、もう一人をバウンサーに座らせておくのがおすすめです。後追いする時期でもママがすぐ近くにいられるので安心ですね。

うちではベビービョルンのバウンサーが大活躍でした。

バウンサーがないときは、首がすわった子ならバンボなどでもOKです。

ユニットバスでベビーバスを使う方法のメリット・デメリット

あえてベビーバスを使う理由

ここまで読んで気づいた人もいるかもしれませんが、実はベビーバスがなくても浴槽に直接お湯をためて赤ちゃんを入れることができます。実際、海外では浴槽に直接お湯をためて赤ちゃんを入浴させている家庭が多いそうです。

ではどうしてわざわざベビーバスを使うのか?その理由は

  • 首すわり前やおすわりができない赤ちゃんでも使える
  • 赤ちゃん専用なので衛生面の心配いらず
  • すべりどめなどがついていて安全

だからです。

まだ首がすわっていなかったり、おすわりができない赤ちゃんをお湯の張った浴槽に入れるとなるとずっと支えていなければいけないので大変ですが、ベビーバスはそういう赤ちゃんのために作られたものなのでママやパパの負担が減ります

次にベビーバスの掃除は浴槽を掃除することに比べれば簡単ですし、ホテルなど不特定多数の人が使っているお風呂はきれいに掃除してあるとはいっても、赤ちゃんを入れるのは抵抗がありますよね。ベビーバスは衛生面でも安心です。

またおすわりができる赤ちゃんでも、お湯を張った浴槽のなかで赤ちゃんが滑って最悪の場合は溺れてしまう心配がありますが、ベビーバスはすべりどめなどがついているので安心です(でも赤ちゃんから目を離さないでくださいね!)

リッチェルのふかふかベビーバスは股に当たるところにストッパーがついているので、ベビーバスの中で赤ちゃんが姿勢を保ちやすいです。またベビーバスを洗ったあとは吊り下げ用のフックの穴でぶら下げておけば乾燥&収納ができてお手入れも簡単です。我が家では百均で買ったS字フックでバスルームにぶら下げてます。

エアータイプのベビーバスは穴があきやすいので注意

エアータイプのベビーバスは軽いし、たためば場所をとらないので使いやすいのですが、弱点は穴があきやすいことです。

特にこのユニットバスとベビーバスを組み合わせる方法だと数カ月間、毎日のようにベビーバスを使うので実は5ヶ月目くらいでうちで使っていたベビーバスも穴があきました

でも2人をお風呂に入れ終わった頃に「あれ?くたっとしてきた?」とわかるくらいの小さい穴なので、毎回使う直前に空気を足して使い続けていました。本当は買い替えたくても、いつまで使うかわからないので決心がつかないのがベビー用品ですよね(汗)

リッチェルのふかふかベビーバスの場合、ベビーバスの側面、頭を乗せる部分、とパーツごとに空気穴が分かれています。そのため、ふくらませるときはパーツごとに空気を入れなければいけなくて正直いうと面倒です。

その代わり、もし穴があいても潰れてしまうのは一部分だけなので、すぐにぺしゃんこになることはありません。特に浴槽の中で使っている場合は万が一ベビーバスの空気が抜けて形が崩れ、水が漏れてしまっても心配いらないのは良いですね。

「ふかふか」と名前についているとおり、けっこう厚手の素材なのでもし急に空気が抜けても赤ちゃんがひっくり返ったりすることはなさそうです!

おそらくですが、ベビーバスの中にお湯が入った状態で持ち運ぶなど一部分に力がかかるような使い方をしなければ穴があきづらく、長持ちすると思います。

うちはリビングで使っていたときにキッチンのシンクまでお湯が入ったまま運んだことが何度かあったので、穴があいたのはそのせいと反省してます…

【参考】パパがいるとき(ツーオペ)のユニットバスを使った入浴方法

この方法は月齢関係なく使えます

パパがいるときはパパが入浴するときに赤ちゃんに一緒に入ってもらい、赤ちゃんを洗い終わると私がお風呂の外で受け取るようにしていました。

具体的なやり方は下の表の赤ちゃんが一人なら手順1〜4まで、双子なら手順1〜8までを見てください。

  1. 自分の身体を洗う(パパ)
  2. お風呂をためる(パパ)
  3. 赤ちゃん一人目入浴(パパ)
  4. 赤ちゃん一人目をお風呂からリビングへ連れて行く(ママ)
  5. 赤ちゃん一人目のお手入れ・着替え(ママ)
  6. 赤ちゃん二人目入浴(パパ)
  7. 赤ちゃん二人目をお風呂からリビングへ連れて行く(ママ)
  8. 赤ちゃん二人目のお手入れ・着替え

この方法はラクですが、双子の場合は一人目と二人目の間にパパの待ち時間が発生するので時間がかかることがデメリットです。また一人をママがお風呂場に連れて行く間、もうひとりから目を話すことになるのでベビーサークルやバウンサーなどがあると安心です。

まとめ

ここまでエアータイプのベビーバスを使ってユニットバスで赤ちゃんをお風呂に入れる方法を紹介しました。この方法なら洗い場がないバスルームでも安全に、しかもママやパパ一人でも赤ちゃんをお風呂に入れられます

赤ちゃんのお風呂は毎日のことなので、できるだけママ・パパの負担が少ない方法が一番です。

ぜひ自宅やお出かけ先などで試してみてくださいね!

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