ブログ記事を書いたらぜひ用意したいのがアイキャッチ画像です。かっこいいアイキャッチをつくるには特別な才能やソフトなどが必要なのでは…と思いきや、実はそうではありません。
いまや無料で、だれでもかっこいいアイキャッチがつくれる時代です!だれでもです。何を隠そう中学校時代の美術の成績は散々、不器用かつ絵心ゼロの私でもアイキャッチ画像がつくれるようになりました。
この記事では無料で使えるデザインツールのCanvaを使った超簡単なアイキャッチ画像の作り方を解説します。
そもそもアイキャッチ画像とは
ブログでいうアイキャッチ画像、略してアイキャッチとは記事のタイトルのすぐ下、目次の上の導入文の上に表示される大きな画像のことです。
アイ(目)をキャッチするという和製英語だそうです。
アイキャッチ画像があることで記事の見た目がよくなります。またSNSでシェアされた場合にはイメージ画像として使われるので、まさにアイキャッチ(目を留めて)もらえればクリックして記事を読んでもらえる可能性が高まります。
何も編集されていない写真を使っても良いですが、せっかくなら一工夫してオリジナルのアイキャッチ画像をつかった方が読者の印象に残りそうです。タイトルも入れると記事の内容をすぐに伝えられるので親切ですね。
Canvaとは

Canvaとはインターネットさえあればアイキャッチ画像だけでなく、インスタグラム用の写真のコラージュ、ポスターなどどんなデザインでもつくれるツールです。
ドラッグ&ドロップで作成できるツールと、カスタマイズ可能なテンプレートで、世界 179 ヵ国で 10 million (1000万)のユーザーが 400 million (4億)を超えるデザインを作ってきました。
Canvaって何?(Canva公式サイト Q&Aより)
アカウント作成するだけでだれでもすぐ使えるようになります。
アカウント作成方法はコチラ(Canva公式サイトのヘルプ)。アカウントはFacebookやGoogleも使えます。
有料プランもありますが、無料でも十分高機能です!
Canvaは見ただけで感覚で使えるようになっています。他の画像編集ソフトやアプリ、Microsoft Wordなどを使ったことがある人ならすぐに慣れます。
次の項目からCanvaを使った超簡単なアイキャッチ画像のつくりかたを説明します!私がこのブログで一番よく使っている方法です。
だれでも4ステップでできるアイキャッチのつくりかた
- 記事の内容に合ったイメージ(写真)を選ぶ
- 写真の上にタイトルを書き込む
- SNSなどでシェアされたときにタイトル文字が途切れないよう調整する
- できあがった画像を圧縮する
0.(作成前の準備)画像のサイズを指定する
アイキャッチ画像のサイズはこの記事を参考にさせていただき、いつも1200×630pxでつくっています。
Canvaで新しく画像をつくるときのサイズ指定の方法
右上の「デザイン作成」ボタンをクリックし、カスタムサイズを選びます。
「はてなブログ アイキャッチ画像」でも同じ大きさの画像がつくれます。
Canvaの無料プランでは完成後にサイズ変更ができないので注意しましょう!


1.記事の内容に合った写真やイラストを選ぶ
今回はアイキャッチがテーマということで目が印象的な子猫の写真を選びました(こじつけ感)
Canvaにも無料で使える写真がたくさん用意されていますし、自分で撮影した写真や外部の素材サイトからダウンロードしたものをCanvaにアップロードして使うこともできます。
おすすめの素材サイトはのちほど紹介します。

写真が画像のサイズと合わない場合の対処法

2.写真の上にタイトルを書き込む
「テキスト」を追加し、タイトルを書き込みます。

写真の色が淡ければ文字の色を調整するだけでもOKですが、写真の色が濃くて文字が見えづらくなるようだったらひと手間が必要です。



フォントや文字・画像の色を変更するには変更したい文字や画像をクリック→上部のツールバーからフォントや色を選びます

3.SNSでタイトル文字が途切れないよう調整する
実はTwitterなどのSNSでシェアされるとき、アイキャッチ画像は正方形に自動的に切り抜かれて表示されることが多いです。その際に文字や絵柄がとぎれて見た目が悪くならないように微調整します。
シェアされるときのイメージを知る一番簡単な方法はCanvaからダウンロードしてプレビュー画面を確認することです。
Canvaでできあがった画像は何度でもダウンロードできるので、一通りできたらまず右上のダウンロードボタンからダウンロードを開始します。
ダウンロード中は画面の下部に小さな正方形の画像が出ます。これがSNSシェアで使われるものとほぼ同じなので、この小さな画像のなかに文字や画像がすべて入っていればOKです。
文字や画像がはみ出しているようなら編集画面で調整→再度ダウンロードを繰り返します。

4.完成した画像を圧縮する
できあがった画像をダウンロードしたら、今度はその画像を圧縮します。このひと手間で読者に記事が表示されるスピードが速くなります。
ページの表示速度はとても重要です!私自身、ページがなかなか開かないので読むのをやめた経験が何度もあります。
Webページの読み込み時間が長くなるほど、ユーザーはそのページからすぐに離れていく
Webページの読み込み時間、3秒が限界か – 5秒になると直帰率激増(マイナビニュース)
Canvaで作成した画像は特別な設定をしない限りPNG形式でダウンロードされるので、画像の圧縮にはPNG画像圧縮を使います。
PNG画像圧縮はページを開いたら圧縮したい画像をドラッグ&ドロップするだけで圧縮が始まります。複数の画像を一度に圧縮することもできます。
ダウンロードは1枚ずつでも、複数枚の同時ダウンロードもOK。複数枚を同時にダウンロードするときはZIPファイル形式になるので解凍が必要です。ZIPファイルの解凍のしかたがわからない、もしくは解凍が面倒なときは1枚ずつダウンロードしましょう。
ファイルは「元のファイル名-min.png」という名前で保存されます。

おすすめの無料素材サイト
Canvaにもたくさんの無料で使える写真素材がありますが、他にも写真やイラストを探したいときにおすすめの無料素材サイトを紹介します。
いずれも商用利用可・クレジット不要です。(=営利目的のサイトでも使え、撮影者の名前などを表示させる義務がありません)
Pixabay
一番おすすめ。Pixabayでは日本や海外のきれい・おしゃれな画像が見つかります。登録されている画像・動画は1900万点以上と圧倒的な枚数です。
ぱくたそ
コミカルな写真・イラストを探すなら「ぱくたそ」。登録画像は3600枚以上です。

Canvaでアイキャッチ画像作成は楽しい!
ここまでCanvaを使った簡単なアイキャッチ画像のつくりかたを紹介しました。
ここで紹介したのは超シンプルなアイキャッチ画像のつくりかたですが、Canvaは無料でも十分すぎるくらい高機能なので、使い方に慣れたらもっといろんなことがやりたくなるはず!
私はCanvaをアイキャッチだけでなく、子どもたちの月齢フォトのコラージュにも使ってます。
ワードプレスにCanvaで作ったアイキャッチ画像を組み合わせれば、不器用でも絵が苦手でも素敵なウェブサイトがつくれます。
この記事を読んでアイキャッチ画像作りを楽しんでもらえたらうれしいです。
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