ベルギー生まれの双子妊娠・出産の記録 妊娠初期(3ヶ月目〜4ヶ月目)

双子

ベルギー生まれの双子の妊娠から海外での出産までの記録です。今回は双子の妊娠が発覚したあと、出産する病院が決まり、双子たちの性別が判明した3ヶ月目〜4ヶ月目の記録です。

妊娠3ヶ月目(9〜12週目)

10週目:2回目の健診

この健診までに双子の妊娠についてネットで調べまくりました。双子妊娠はさまざまなリスクがあること。特にこの健診のときはバニシング・ツインのことが気になっていました。8週目までに発生しやすいとのことだったので、今回も双子が写っていれば安心だと考えて健診に向かいました。

前回と同じ先生に今回もエコーを撮ってもらいます。無事、2人とも写りました!驚いたのはもう前回のような縦長の黒いシルエットではなく、小さいながらも人の形をしたシルエットが写ったこと。頭が大きくて手足が短くて、宇宙人みたいでもあるけど…すごくかわいく思えて、いろいろ不安は多かったけど、やっと「双子」ということを素直に受け入れられた感じがしました。心音もまた確認できました。身長は2人とも約3cm。順調ということでした。

出産する病院が決定

今回も前回の妊娠確定のときと同じく自宅近くの診療所で診察してもらったのですが、診察後、産婦人科医の先生からこの診療所に来るのは今月で最後だから、次回の健診からは先生が所属している大きな病院で診察をしましょうとお話がありました。偶然その病院は私の自宅から遠くなかったのでラッキーでした。そのまま出産までその病院にお世話になることになりました。

妊娠初期の健診は4週間おき

ベルギーと日本の妊娠期間中の健診の回数は以下の通りです(特に問題がない場合の例です)。日本と少し時期はずれますが、だいたい同じような頻度ですね。

日本

  • 〜11週 2週間に1回
  • 〜23週 4週間に1回
  • 〜35週 2週間に1回
  • 36週〜 1週間に1回以上

合計14〜15回(初診が8週目で、40週目に出産した場合)

ベルギー

  • 〜28週 4週間に1回
  • 〜36週 2週間に1回
  • 37週〜 1週間に1回

合計13〜14回(初診が8週目で、40週目に出産した場合)

ただ、日本では双子だとわかった時点で初めから2週間ごとに健診が行われるケースが多いようです。私も双子が発覚した日の健診では産婦人科医から2週間ごとに来てもらうことになるかも、と言われました。

初回と2回目の健診の間は2週間強しか空いていなかったのですが、3回目の健診は4週間後の14週目に決まりました。2回目の健診で特に問題がなかったからでしょう。特に先生が重要視している子宮頸管の長さは4cm以上あり、十分だったことも大きかったと思います。

先生からは初回の健診のときに、子宮頸管の長さが大事だから毎回経膣エコーで見るとの話がありました。正直憂鬱でしたが、子どもたちのためなので我慢です。

診の回数が少ないのは費用の面ではありがたいけれど、子どもたちに万が一のことがあったら・・・と思うと不安も感じたのが正直なところでした。ネットでいろいろなリスクについて書かれているのを見ていたのでなおさらそう思いました。ですが、先生がそういうのなら、と心配しすぎないように気をつけました。(それでも、暇さえあれば双子の妊娠について調べてましたけどね!)

妊娠後半になればベルギーでも健診の回数は増えていくので、そんなに不安がらなくてよかったなと今は思います。日本では双子を妊娠すると医師からいろいろな注意事項を言われるケースも多いようですが、ベルギーの私の先生はそういったことはまったくと言っていいほどありませんでした。

エコー検査について ベルギーの妊婦健診では通常全期間で3回だけ

ベルギーでは妊婦健診でのエコーは必須ではありません。私が診てもらっていた先生は毎回エコーをしてくれましたが、保険でカバーされるのは11週〜14週の間・20〜22週・32〜34週の3回だけ

通常は妊婦の体重・血圧・胎児の心音と子宮の大きさを測るだけのようです…日本では妊婦健診では尿検査も定番のようですが、ベルギーでは健診2〜3回に1回程度でした。

でもせっかく健診に行くなら赤ちゃんの様子見たいですよね。診察料は少し高めだったかもしれませんが、毎回エコーをしてくれる先生でよかったです。

妊娠4ヶ月目(13〜16週目)

14週目:3回目の健診とエコー

1時間かけてじっくりエコー検査 (保険でカバーされるエコー 1回目)

先生の健診でもエコーをしてもらっていたのですが、それとは別に先生の指示で保険でカバーされるエコー検査を受けに出産予定の病院へ行きました。いい日程が取れず、次回の先生の健診と同じ14週目になってしまいましたが、専門の技師さんが双子なので1時間(胎児一人なら30分)かけてじっくり見てくれました。このエコーはダウン症の可能性を示す首の後ろのむくみを測ることも目的の一つになっています。幸い、特に問題なしということでした。

性別がおぼろげながら判明

びっくりしたのはエコーの精度の高さでした。なんと、14週目にしてもう性別がわかったのです。一人は確実に男の子、もう一人もおそらく男の子だろう、ということでした。性別がわかるのは早くて妊娠5ヶ月目頃で、はっきりするのは妊娠7ヶ月目から、とネットで読んでいたのでびっくりしました。正直私には何が写っているのかまったくわかりませんでしたが、技師さんはさすが見慣れているなぁと変なところで感心したくらいです(笑)ちなみに聞く前には「性別を知りたいか」と確認してくれ、配慮されているなと思いました。

3回目の健診

いつもの先生の健診です。数日前に保険のエコーをしていて、その結果が先生にも送られていたので今回の診察はあっさり終わりました。性別は聞いたの?と聞かれたので、たぶん2人とも男の子だと答えました。先生も簡単にエコーをしたあと、2人とも男の子だね、と言っていました。

妊娠記録5ヶ月目〜6ヶ月目に続きます!

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