【体験談】双子の授乳スケジュール(母乳・ミルク混合)

双子

双子が生まれたら生後3〜4ヶ月頃までは一日中ひたすら授乳の日々がやってきます!実際どんな感じで日々授乳をしていたのか、我が家の双子(男子2人・母乳とミルク混合)の月齢ごとのスケジュールを紹介します。

双子だとミルクとの混合の場合が多いと思いますが、どれくらいの頻度でミルクをあげればいいのかなど悩みは尽きないですよね。

双子の授乳については私自身、妊娠中から双子が生まれたあともずいぶん調べたのですが、あまり体験談を見つけられませんでした。ですので私の経験が少しでも他の双子がいるママたちの助けになればうれしいです。

双子の授乳を乗り切るために使ったものも紹介しますので、参考にしてみてください。

母乳・ミルク混合の双子の授乳のために用意したもの

我が家の双子は体重が2000g程度で生まれたため、自力で哺乳ができるようになるまでの数週間NICUにいました。

1回に70cc程度のミルクが飲めるようになった体重2500g前後で双子は退院し、自宅での育児がはじまりました。

病院にいる時点で私の母乳が出る量が双子には足りないことがわかっていたので、初めから母乳とミルクを半分ずつあげることを決めていました。

下が私が双子の退院までに用意していたものです。

  • 哺乳瓶(最初は120ml入るもの2つ、最終的に6本くらい)
  • 電動搾乳機(片側のみ、両側の方がよかったかも)
  • 哺乳瓶ウォーマー
  • 授乳クッション
  • バウンサー
  • 電子レンジで使える哺乳瓶消毒グッズ

双子に必要な哺乳瓶の数

何本用意するべきか迷うのが哺乳瓶の数ですよね。

完全ミルクか母乳・ミルク混合かでも必要な数は変わってきますし、赤ちゃんによっては哺乳瓶の乳首の好みがある子もいるので初めから完全ミルクと決めているのでなければ、まず2本買って様子を見るのがいいと思います。

特に低月齢のときは忙しくて哺乳瓶を洗う暇がないうちに次の授乳の時間が来ることもあります。私は少しずつ通販で哺乳瓶を買い足していき最終的に全部で8本哺乳瓶を持っていましたが、小2本、大4本の計6本でもよかったかなと。これだけあれば乾いてすぐ使える状態の哺乳瓶がないことがなく、ストレスがなかったです。

電動搾乳機

搾乳機は妊娠中に友人から譲ってもらいました。NICUでも使っていたmedela(メデラ)のものです。

電動式は疲れて寝ぼけていても押さえているだけで搾乳できるので便利です(笑)

私の場合、双子にミルクをあげるときと母乳をあげるタイミングを揃えていたので搾乳機は必須でした。

私はシングルポンプ(片胸用)を使っていましたが、欲を言えば病院で使っていたのと同じ両胸用のダブルポンプがよかったなと思いました。時短になる(片胸ずつだと15分×2回=30分かかるのが15分で済む)のと、ダブルポンプの方が搾乳できる量が増えるからです。

それから片胸だけ搾乳していると、ほぼ毎回反対側から母乳が染み出して下着が汚れるのが憂鬱だったのですが、ダブルポンプならそれも防げますね。

搾乳機が必要かどうかは人によって分かれると思います。手動の搾乳機ならもっと手頃な値段ですし、数ヶ月しか使わないならレンタルする手もありますよ。

哺乳瓶ボトルウォーマーウォーマー

ミルクの準備がめちゃくちゃ楽になるのが哺乳瓶のボトルウォーマーです。私は毎日ミルクをあげるたびにお世話になっています!

冷蔵庫で保管していた母乳を温めたり、調乳用のミネラルウォーターを温めたり、さらには瓶タイプに限られますがベビーフードも温められるんです!

温まるまでに15分くらい時間がかかるのが難点ですが、哺乳瓶に水を注いでボトルウォーマーにセットし、電源を入れてほったらかすだけで温度調節も必要ないので、我が家では手放せないです!

下の2つが私が使っているのと似たタイプです。

授乳クッション

ビーズ入りで形が自由に変えられる授乳クッションなら妊娠中から双子の同時授乳まで使えます!

その他にも赤ちゃんのお昼寝枕にしたり、おすわりが安定するまで赤ちゃんの腰のあたりに巻いて支えにしたりと長い期間活躍してくれますよ。

バウンサー

首すわり前から使えるバウンサーワンオペのときに双子に同時にミルクをあげるのに重宝しました!

赤ちゃんが後ろに少し倒れる体勢になるので、くわえた哺乳瓶の下にタオルなどをうまく挟み込めば手で押さえなくてもミルクを飲ませることができました(微調整が必要なので、残念ながらいつもうまくいくわけではなかったですが…)。

我が家で愛用しているベビービョルンのバウンサーはミルクを飲ませるとき以外にも大活躍です。

電子レンジで使える哺乳瓶消毒グッズ

面倒な哺乳瓶の消毒も電子レンジでできるタイプを選べば時短になります。

収納ケースとしても使えるので、おでかけのときにも便利です。

授乳スケジュール(新生児〜生後3ヶ月)

3時間に1度の頻回授乳が続いていた新生児から生後3ヶ月頃までのスケジュールです。

母乳とミルクの割合を半々、そして兄と弟に同じ量だけあげたかったので、どちらに何をあげたかわからなくならないようにミルクをあげるときと母乳をあげるときにわけていました

双子にミルクをあげたあとは搾乳機を使い次回の授乳に備えました。

時間母(私)
8時ミルクミルク搾乳
11時母乳搾乳した母乳
14時ミルクミルク搾乳
17時搾乳した母乳母乳
19時ミルクミルク搾乳
22時母乳搾乳した母乳
1時母乳
2時母乳
3時母乳
4時母乳
5時母乳
6時母乳

双子の夜間授乳事情(新生児〜生後3ヶ月)

我が家の双子は夜中はほぼ2時間おきに目が覚め、しかも起きるタイミングがほぼ1時間ずつずれていたので私は実質的に1時間ごとに起きては授乳を済ませる状況でした。睡眠時間は30分〜1時間ずつの超細切れで、授乳しながら眠りかけたことも…いま思い出してもこの時期が一番大変でした。

夜中はミルクではなく母乳をあげるようにしていました。双子の場合、夜中に一人が泣き出すとその声でもうひとりが起きてしまうことがあります。母乳ならとにかくくわえさせればすぐに泣き止ませることができるのと、毎回ミルクをつくる手間を省いてできるだけ睡眠時間を確保したかったのが夜間を母乳オンリーにした理由でした。

ミルクをあげるほうが腹持ちがよくなって長く寝ると聞いて何度か試しましたが、うちの双子にはあまり効果がなかったようです。それどころかおしっこの量が増えるのかオムツからあふれておねしょをすることがあり、かえって大変でした。夜間は母乳が我が家の双子には合っていたようです。

授乳スケジュール(生後4ヶ月〜生後5ヶ月)

生後4ヶ月から離乳食が始まるまでの授乳スケジュールです。

生後4ヶ月頃から少しずつ授乳の間隔が開き、楽になってきました。またおなかが空いたと泣いて催促されることがほぼなくなり、昼間はほぼスケジュール通りにすすめられるようになったのも楽に感じるようになった理由だと思います。

まぁ、生後3ヶ月目までが過酷すぎたというのが本当のところかもしれませんが…(笑)

時間母(私)
8時母乳母乳
11時ミルクミルク搾乳
14時母乳母乳
16時母乳母乳
18時ミルクミルク
22時母乳
0時母乳
1時母乳
4〜5時母乳母乳

母乳の量が増えてきたのか、赤ちゃんが満足しているような感覚があったのでミルクの回数を3回から2回へ減らしました。

ミルクの回数が減ったので搾乳は1日1回、午前中だけになりました。夕方は母乳の量が減るので無理に搾乳しなかったです。5ヶ月目には搾乳自体やめてしまいました。

双子の夜間授乳事情(生後4ヶ月〜生後5ヶ月)

夜はミルクを飲んで19時までに寝ていた双子。

相変わらず夜中は兄・弟が交互に起きていましたが、弟の方は少し長く(長いときは6時間くらい)続けて眠ってくれるようになり、私も3時間ほど眠れることも増えてきて楽になってきました。

朝方、二人が母乳をあげてもなかなか泣き止まないことが週に1〜2回あり、そのときはミルクを飲ませていました。

授乳スケジュール(生後6ヶ月〜生後10ヶ月)

生後6ヶ月を迎える直前から離乳食を始めた双子は食べるのが好きだったようで思ったよりスムーズに離乳食を始めることができました。

初めは離乳食のあともこれまでと同じ量のミルクをあげていましたが、離乳食を食べる量が増えるのにつれてミルクの量を少しずつ減らしていき、9ヶ月頃には離乳食のあとのミルクを水に替えました。

この頃は日中におなかがすいたと泣くことはまずなかったのですが、夕方16〜17時頃になると疲れてくるのか機嫌が悪くなって泣くことがよくあり、そういうときは母乳を飲まないと泣き止まないこともありました。

時間
8時離乳食+水離乳食+水
10時母乳母乳
13時離乳食+母乳離乳食+母乳
16時母乳母乳
18時ミルクミルク
20時母乳母乳
23時母乳母乳
5時母乳母乳

またこの頃の大きな変化がほぼ毎回同時授乳になったことです。生後7ヶ月頃までは一人ずつに授乳しても特に問題なかったのですが、この頃になると一人が母乳を飲んでいるのを見ると飲んでいない方の子が泣きじゃくるようになりました。

しかたないのでほぼ毎回同時授乳をするようになり、授乳クッションが再び活躍するようになりました。

双子の夜間授乳事情(生後6ヶ月〜生後10ヶ月)

起きていられる時間が長くなり、双子の就寝時間は20時頃になりました。18時過ぎにミルクを飲んで遊び、19時半頃から授乳で寝つくのが習慣に。

これまで夜中は兄と弟が交互に目を覚ますことがほとんどだったのですが、生後8ヶ月頃からほぼ同時に起きるようになりました。目が覚めた子が動いてとなりで眠っている子を起こすこともありましたし、泣き声が大きくなったせいなのかもしれません。

目が覚めた子は泣きながら私のところへ這ってくるようになりました。一人ずつ目を覚ましていたときは添い乳で寝かしつけていたのですが、二人同時に起きてしまうと難しくなります

結果、たどりついたのがハムスターのように私が仰向けになり、双子がそれぞれ私の両脇から授乳するスタイルでした!

同じような経験をイラスト付きで紹介している方がいたので詳しくはこちらをご覧ください!

双子の生後すぐにこの記事を読んだときは大変そう〜とひとごとで、まさか数ヶ月後に自分も同じ経験をするとは思いませんでした(笑)

まとめ

双子の授乳について月齢ごとのスケジュールや便利だったものを紹介しました。

私の経験では双子の授乳はとにかく最初の3ヶ月間が過酷です。その3ヶ月だけは旦那さんや家族、ヘルパーさん、便利なグッズなど使えるものはなんでもつかいましょう

生まれた直後の双子の頻回授乳は本当にしんどくて、ずっとこんな日々が続くのかなと暗くなるときもありますが、必ず終わりがきます。この記事が日々を乗り切るヒントになればうれしいです。

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